不動産で賢く物件探し|居抜き物件で低コスト短工期がデキル

開業する際の工夫

開業費用を節約するには

クリニックを新規に開設する際は診療科目に関わらず多額の初期費用がかかるものですが、中でも金額が大きくなりがちなのが歯科医院です。歯科医院においては診断・治療・メンテナンスのすべての過程において高価な医療機器が必要となりますし、待合室などの造作にも工事費がかかります。加えて、集客には立地が大きく影響するので、好条件の物件に入るためには保証金なども高額になります。 こうしたことから、現在では新規開業にあたってできるだけ費用を抑えられるようなさまざまな工夫が試みられています。その1つに、居抜き開業というものがあります。 居抜きとは、事業用の不動産物件において前のテナントが使用していた設備や内装などがそのまま残っていることをいいます。

居抜き開業にはさまざまなメリットがある

この居抜き物件はラーメン店やスナック・バーなど飲食店に多く見受けられますが、一般の物販店などにも存在します。そしてもちろん、歯科医院にも居抜き物件はあります。 業務用機器はその本体費用ばかりでなく、設置や撤去にもかなりの費用がかかります。そこで、前のテナントにとっては撤去費用を、次のテナントにとっては設置費用を節約する手段として居抜き開業という手法がとられるのです。 居抜き開業にはこれ以外にもメリットがあります。1つは、改めて工事を行う必要がないため、物件取得から開業までの期間を短縮できることです。そしてもう1つは、同じ業種のテナントが入ることで、前のテナントの顧客を引き継げるチャンスがあることです。 歯科医院向けの居抜き物件はそれほど数が多くありませんが、専門に扱う不動産業者もおり、開業に向けてのさまざまな相談に乗っています。